テレビの旅番組、真似させてください
2008年4月14日
テレビでの旅番組はとても多い。タレントさんやアナウンサーが訪れて数日連続の実況中継もあったりして見ていると行きたくなる。真似するにしても当然条件はまるで違う、向こうは撮影隊を引き連れての大旅行、案内人も完備されているに違いない。こちらは一人、チケットを買いホテルを探しながらとなる。でもその差は覚悟の上、中継に登場する土地の人の対応や映る町並みに、これなら一人でもだいじょうぶそうだと思ったりしながらチェックしている。
以上はテレビ番組の仕方のないことだと思っていたのだが、どうも番組をそのように見る人がいることがあまりに考えられていないに気付いた。行程や交通機関、どこに泊まったのか教えようという気がまるでない。そうすると結果として、さんざん威張った挙句、あんた等には無理だからテレビで我慢しなさい。それでも行きたいならツアーでどうぞという姿勢に思える。
でも、これはおかしい。旅の番組というのはいい所だからあなたもどうぞという見る人を誘うためにあるものだろう。ましてNHKなどの公共放送なら、それによって日本の人がもっと自由に世界に飛び出していくことが期待されていて当然だろう。そのように普通の人が普通に直接世界に触れ、そういう人が多くなることはこの国にとってとてもいいことだ。番組はツアーで行くのとはまるで違うということを端々に伝えているのだから、結果としてそういう気ままな旅を増やすためにあるものだと思っていた。
ところが実はその反対に自由に旅をすることを禁止しているのではないか。最近知ったのだが、国によって法律が違うからそれを知らないと旅をしてはいけないという番組まである。これは、どう考えてもおかしいと、これをNHKに投書してみることにしました。
で、送ろうとしたら400字以下でなければ受け付けてくれない。仕方がなく以下のように書き直した。ま、それだけのことでありましょうが。
テレビの旅番組にレシピを付けて
テレビでの旅番組は多い。タレントさんやアナウンサーが訪れて数日連続の実況中継もあったりして見ていると行きたくなる。中継に登場する土地の人の対応や映る町並みに、これなら一人でもだいじょうぶそうだと思ったりしながらチェックしている。
番組のホームページで行程や交通機関、どこに泊まったのか教えて欲しい(料理番組でレシピを紹介するように)。普通の人が普通に直接世界に触れ、そういう人が多くなることはこの国にとってとてもいいことだ。番組ではツアーとはまるで違うという旅を伝えているのだから、それを増やすのが目的だろう。ところが反対に自由に旅をすることを禁止するような番組がある、どうしたことでしょうか。