四川大地震
2008年5月16日
四川省で大地震があったとのニュースが飛び込んできて、被害が連日大きくなっていく。こちらは夏にひとり旅しようと思っていた地域だが、行けるのか。伝統的な地域や観光地はどうなっているか、ニュースに注目している。それにしても中国は大きい、地震の規模も信じられないほどだが、わが世界地図帳で地名が詳しいのは中央部だけで四川省は半分が切れている。
これから何度も訪れることになる国だから地図を買うことにした。どこの本屋さんでもあると思ったのだが、これがない。神戸の古い大きな書店で聞いてみた。「ないんですよ、もう発行を止めている、地図って常に改定をしなければならないものでしょう、だから採算が合わない。需要がないのですよ。悲しい世の中ですね。仕方ありません。どうしても欲しければ海外版を買ってください。」
でもこの国(正しくは日韓中の3国)だけは、日本漢字の入った地図が必要だ。中国製は簡体文字、他ならアルファベットということになる。こちらは中国の都市の正しい名前をまったく知らない。それを日本読みにした国内にしか通用しない名前でおぼえていて、その漢字を見ないとまるでわからない。四川省はスーチョワン、成都はチョントゥーだ。
といって文句を言っても仕方ないので、今度中国に行ったときにせめてアルファベットも入った地図を探してみることにしよう。