オシッコオシッコ
2008年12月18日
オシッコオシッコ
これは男性だけのことらしいけど夜中に何度もトイレに行きたくなる前立腺肥大というのがあります。数年前に泌尿器科に行くと残尿がある、放っておいてはいけないと驚かされて薬を飲むことになった。道を太くして流れやすくするのだと言う。確かにそれはとても効果的で、すっかり感心した。
ところが1年前くらいから今度は、突然オシッコに行きたくなって我慢ができなくなる。出かけるとトイレの場所を、何時も気にするようになりました。ところが海外だと困ってしまう、トイレの場所がほんとうに少ない。カフェで借りると、その都度コーヒーを飲むことになる、だから行きたくなるのではと思うほどだ。またやっとたどり着いた安心感が最後になって弛緩を招くのか油断するのか、寸前でお漏らししてシマッタということすらあったりする。臭いがしているのではないか、これでは旅に行けなくなるではないかと、また泌尿器科の門をたたく。
今度もまた別の薬を投与される。膀胱は貯める働きと、押し出す働きがある。これは貯める働きを強化するのだとのこと、前の薬とは関係ないのだと説明される。で、またあっけなく見事に抑えられてしまった。それにしても、なんという肉体だと、その素直さというか単純さにいささかあきれてしまう。結局のところ2種類の錠剤を朝と夕に服用する、老いた身体がそこに存在するようになった、しっかりしろと言ってはみるが、はなはだこころもとない。いや、しっかりしているからそういう結果になっているのだ、とも言えるなぁと思ったりしているところであります。