旅の準備・2
2010年9月6日
10月のヨーロッパの旅を久しぶりのアーキトラベル(建築を見る旅)だと言ったら、建築家の澤良雄さんが雑誌に書かれた「三都アールヌーボー物語」をCDに入れて送っていただいた。ブリュッセルの旅がはるかに充実したものになりそうだ、ほんとうにありがとうございます。とはいえこの町も100年がたってその建築もずいぶん少なくなっているようです。それに気付く街歩きになるとすれば、今行く意味がありそうです。
ヴェネツィアからロンシャン(コルビュジエの有名な教会がある)の途中、スイスを通過するので調べていたら、最先端の人気を妹島さん(SANA)と二分する(とくに若い人の間で)ヘルツォーク&ドムーロンがバーゼルの出身で主要作品がそこにあることがわかった。郊外の工場や倉庫が多いのですべては行けないだろうが、ともかく実物を見て何が魅力的なのかを確認できそうだ。
ということで、ミラノは(以前歩いたので)パスして直接にバーゼルに入ることにした。運良く国際列車のコースになっているようだ。観光客の多いこの列車より、安いローカル列車に乗るのが好きなのだが、時間には換えられない。と、ぼちぼちとファイルを用意しているところです。