旅のTシャツ2・フィンランドとエストニア
2013年5月31日
2回目は北欧のフィンランドと、海をはさんで南側にあるエストニア。 どちらも青色であること、北の国の方が明るい色なのも、なぜかうれしい。
スオミは先住民族による呼称、書体はデザイナーによるものだろうがすっかり定着している。そう言えば、イタリアはローマン、スイスはヘルベチカ、イギリスはタイムスなど国によって独自の書体がある。ともかく色と文字だけというシンプルさが、さすがフィンランドだと感心させてくれる。
対してエストニアは、国旗が上から青黒白というユニークなもの、黒を使うのは珍しい。ホテルの窓から、あちこちに国旗がはためいているのが見えた。Tシャツは、それをちょっと教えてくれる。なにより、エストニアは東の国という意味なのだと気付いた。同じデザインばかりの屋台を通り過ぎ、もっと違うデザインはないかと衣料店に入ってみたが、他のデザインはなく、屋台より高い値段で売りつけられてしまった。
この2国を含め、北欧4国とバルト3国は、合唱が盛んだった。公園で見事なハーモニィの一団が練習していたし、コンサートも開催されていた。世界合唱コンクールというのもあって、出かけてみたりした。
蛇足だが、エストニアの南にあるラトビアは、国旗にえび茶色を使ったユニークな国。マーク・ロスコが生まれた国でもあると期待したのだが、それらしいTシャツはなかった。