旅をしている人
田原 晋

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旅遊びの合間, 旅のTシャツ


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さすが、観光と編み物がメインの産業である国にふさわしいデザイン。毛糸を転がしたような、つたなさが、惚れ惚れとさせてくれるセンスの良さ、一度見たら忘れられない。
名前を忘れているが確か有名なデザイナーの作品、国家が指定書体・ロゴタイプとして決めているのだ。ボリビアとの国境ではこの書体の看板が迎えていたし、絵はがきやパンフレットにも使われている。

この書体のTシャツは全国の観光地で売られている。デザインはみんな(ほとんど)同じ、胸だけでなく、背中の中央にも小さく書かれていたりする。ただ色は、千差万別。観光客とすれ違って、あれ、そんな色もあるのだと教えられる。はっきりした色だけでなく、微妙な中間色もあって、探すのがうれしい。
今回、こちらは途中でバッグが行方不明になったおかげで、2回も買い、後で出て来たから何時もより沢山ある。これはケガの功名だ。


このように国(観光局)が指定書体を決めているのは、クロアチアも、そうではないかと思う。パンフレットなどの書体もセンスがいいし、観光地にチエーン店のようなTシャツ屋さんがあった。ただし2回とも季節外れで閉店中、求めることができなかった。こちらのデザインは毎年のように変わるようだ。とはいえ、それらは風光明媚なアドリア海岸のイメージ。こちらが持つこの国のちょっと陰のあるイメージとは、少し違う。

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