旅をしている人
田原 晋

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旅遊びの合間, 旅のTシャツ

指定書体(ロゴタイプ)ではないが、デザインを管理しているというか、デザインを提供している国がある。それでデザインのレベルが維持されるようだ。
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中でもブルガリアは、地色を紺色に統一して感心する。それを置いたお店に、ある落ち着きが感じられ、観光地の商店街のセンスまで維持しているようだ。あ、サッカー日本のスタンドと、巨人や阪神のそれとの差かなぁ
国旗をデザインしたものもあるが、各地の名所や文化をデザインしたものもあって、選ぶのも楽しい。バラの花や緑の大地、キリル文字など~。
とはいえ観光地では溢れかえっているその店が、そこを外れると、まったくなくなって困ることが多い。国境の町ルセで探し回ったが、見つからず、結局求めることができなかった。そうですよね、日本でも町のTシャツ屋さんは、観光客のことなど、まったく考えませんものね。ユニクロにも日本を売る柄なんてないものね。
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これと似たものにリトアニアがある。書体や文章にユーモアがあって楽しい。「私はリトアニアが好きだ。でも、それどこにあるの?」色のセンスもなかなかのもので、どれにするか大いに迷った。売っていたのは、首都ビリニュスの観光案内所だった。
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さて、どちらも背中側に地図があって、私の国はここですよと教えている。小さな国として、場所を知って欲しいと言う願いが感じられる。それ以上に、自分の国をちょっと客観視している、その姿勢がいじらしい。確か別の国でも見たように思うが、このアイデアどこの国が最初に思いついたのか、ちょっと興味がある。

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