旅のTシャツ6・ミャンマー、ブルガリア
2013年6月19日
さて、国をわからせるもうひとつの大きなものに文字がある。
トルコからバスで入ったブルガリアの町で、ホテルを探して尋ね尋ね歩いたのだが、どうもわからない。道を間違えたのかと振り返ると、HOTELの看板。裏側はこの国のキリル文字だったのだ。そのアルファベットを紹介したTシャツ。これまでに紹介した、紺色のブルガリアTシャツのひとつだ。
まるで同じようなのが、ミャンマーにもあった。町で見る文字は、他の東南アジアの各国と同じお習字のような暑苦しい書体だが、Tシャツではゴシック書体で美しい。オレンジと浅黄色のTシャツ、どちらも同じ配列。オレンジには発音が添えられているから、これはミャンマーのアイウエオだろう。そういう文化がきちんとあるのだ。
いま、この国への経済投資が盛んだが、これだけ知識があり、また熱心な国民だから、きっと成功するだろうと思う。ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、~、ともかく子どもたちが熱心に勉強している。家に帰ってから、家の前や公園で坐りこんで教科書を読んだりノートを取ったりしている。そういう子どもたちを見ると、ガンバレガンバレと応援してしまう。
ところで、日本の観光客向けのTシャツ屋さんを見たことはないけれど、こういうのを売っていないのだろうか。カタカナとひらがな、とてもいい文様だと思うけれど~。