旅のTシャツ8・カンボジア、ラオス
2013年6月26日
国を気付かせるものに、商品もある。その代表がビール、国の名前が付けられ、そのラベルは見事なデザインで、そのままTシャツの胸を飾るのにふさわしい。
アンコール、言わずと知れたアンコールワット、国旗にも描かれているカンボジアを代表する遺跡だ。ビールはその名をもらって、ラベルにはその姿を描いている。Tシャツのデザインとしても、国旗をそのまま使うより、はるかに気分がいい。
同じく、ラオスのビールはビアーラオ。こちらはシンボルとしてライオンが出てくる。この国にライオンはいないから、これは単なる音合わせのパロディだろう。それがビールと商品にふさわしく、なんともおシャレだ。
日本にだって、かってニホンビールやアサヒビールがあって、それぞれ日の丸のイメージをデザインしていた。香港のタイガービールは、今も健在なのだろうか。これらのラベルもTシャツにふさわしかったと思う。ベトナムにもあった。
ビンが缶になって、ラベルという形式が消えていくのが、なんとも悲しいものだ。