旅の前に・2 パリのホテル
2014年6月10日
旅の前に・2
航空券の手配も終わって、旅の準備はそろりそろりと進行しています。やはりパリだけはホテルを確保することにしました。到着の夜は、北駅前の安ホテル、翌朝出発だからアクセスの便利だけで決めました。
そういう時に泊まることにしているibisというチェーンホテルが、駅前にあったので検索してみると、なんと1.5万円朝食を入れると1.7万というので、あきらめました。何もないというか白壁のIKEA風が結構気に入って、困った時のibisとか最初の夜はibisとか決めていたのですが、最近はマークも変わってすっかり人気のホテルになって、予約なしでは、とても泊まれなくなりました?ヤレヤレ。 それにしてもよく泊まったなぁ、ヨーロッパだけでなくモロッコでもペルーでも~。
で最後のパリの4泊。考えた末、前回と同じく最初にレビュブリック広場付近、その下町風というよりマグレブの人や黒人の多い場所が結構気に入っています。前回の最初の朝、カメルーンからのおばさんに歓迎されてショックだったことも懐かしい。食堂もわさわさしていて、東洋人の一人であることが気にならない。ネットで探して決めました。今回も運河沿いなど、周囲を歩きまわろうと思っています。
そして最後は、いちばんパリらしいと思えるカルチェラタン地区の、以前と同じホテルにしました。10年前に泊まったとき屋根裏ではるかノートルダムが見えたと言ったら、その部屋を用意しましたと返事がありました。そういうところが、いかにもパリのプチホテルらしいと、うれしくなっています。いえね、近くのレストランに当時のこちらよりはるかに高齢のおじいさんがひとりで入って来て、ゆっくりと食事していたのを思い出したのです。こちも、もうそういう年齢になっています。
パリというと、夢の国という憧れと、その反面の黄色い東洋人の自意識過剰が同居してしまうのです。