国内の旅・四国伊予の民家へ/150328~29
2015年4月3日
国内の旅・四国伊予の民家へ 150328~29
愛媛県の民家に行って来ました。その報告をします。いえ30代の頃、当時の仕事仲間(広告制作)と民家を訪ねる旅によく出かけていました。こちらが定年になった時、隠岐の島に誘ってくれました。そのグループで久しぶりに行くことになったのですが、家庭の事情で2人がアウトになって、結局3人で出掛けました。版画家のSさんと写真家のGさん。
大阪から出発、こちらは神戸でひらってもらい第2神明から山陽道、しまなみ海道から松山道の計画でしたが、山陽道で事故があって大渋滞。予定が大幅に遅れて、夕刻やっと内子町に到着。
ここは国の重要伝統的建造物群保存地区・町並み100選の指定を受けた街道が有名な場所。以前私たちが訪ねていた頃の、ひなびたというより荒れ果てた面影はまるでない、美しくお化粧された町になっていました。お客を呼ぶための観光開発ですから、元の民家よりも美しく、また道路も舗装されていました。とはいえ、遅くなったおかげでもう夕刻、観光客の皆さんは引き上げるところで、また夕日が影を濃くしていて、写真には絶好の時間になっていました。中に入ってゆっくりと見ることはできませんでしたが、漆喰を2色に塗り分けた微妙な色使いや、家の紋章が魅力的で、すっかり満足しました。
そこからさらに南下して、西予市野村町惣川にある土居家に到着したのは、もう夜になっていました。江戸時代後期(1820)に建てられた庄屋屋敷、平成10年に復元されていて、思った以上に大きく、闇に沈みかけていました。宿泊は、別棟。夕食は母屋、土地の材料(大きなしいたけステーキ、ひめます焼き、ひらめの刺身、ひじきなど)。お互いすっかり齢をとったことに、あらためて感じ入りました。
夜に降りだした雨は出発する頃には上がり、母屋の写真を撮ったりして、霧の中を出発。1人2食付で7,900円。内子町を通って、松山道。松山市へ、道後温泉会館、元県知事官舎を見て、昼食を取って出発。夜に仕事があるという写真家の予定で、急行。こちらは、高松で降ろしてもらい、友人に会ってさらに1泊して帰りました。