旅をしている人
田原 晋

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旅遊びの合間

 このブログで時々お名前をあげていた建築家の澤良雄さんが、突然亡くなられた。モロッコへ行く前も「壁泉」の記事を送っていただいたり、こちらの旅の相談相手の一人であった。ほんとうに残念、こちらよりはるかにお若いのに、わからないものだ。
 その葬儀に出かけて、もう会えないだろうと思っていた方にお目にかかることができたりして、ほんとうに最後までお世話になってばかりだった。ともかく、このブログの熱心な読者のお一人がいなくなったのは事実だ。
 でも、だからこそ、彼を思い出すためにも、このブログをもっと続けねばならない、そのためには何より旅を続けなければならないと、あらためて思いました。どうぞよろしくお願いします。時々、開いてやってください。
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*こちらが送っていた(ブログになる前の)紙の旅日記を、1冊に製本してくださった。

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これまでの旅遊び

時期 地域 行き先・国、都市 内容同行者。グループなど、 日数

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130123~0202    日本の境界 台湾(台北~台南~鵝鸞鼻~斗六~台北)11日間
121113~1118   中国8 湖南省 2012関西日中ツアー(教育支援)[5]6日間
120904~0927   ペルー~ボリビア(マチュピチュ~ウユニ塩湖)ひとり 24日間
120214~0227 日本の境界 フィリピン ルソン島北部 ひとり 14日間
111121~1211 地中海5 モロッコ ひとり21日間
110801~0807 中国7 中国・寧夏回族自治区(楊路村) 2011関西日中ツアー(教育支援)[4] 7日間
110221~0311 地中海4 スペイン ひとり[バルセロナ~マジョルカ~バレンシア~ジブラルタル~マドリッド] 19日間、帰国当日・東北大震災
101018~1106 Arch スロベニア[ヴェネチア、ロンシャン]ベルギー ひとり 現代建築(コル、安藤、妹島)への円弧 20日間
110606~0607 国内 大崎上島~竹原 旧友に誘われて 2日間
100912~0921 中国6 中国・湖南省~北京 2010関西日中ツアー(陳新君対面)[3]、ひとり北京 10日間
100329~0417 地中海3  サルジニア島~コルシカ島~ジェノバ~パヴィア  ひとり 20日間
091020~1030 中国5 中国・四川省九寨溝、黄龍~成都 ひとり<九寨溝、松播・黄龍~成都> 11日間
090726~0806 中国4 中国・寧夏回族自治区~陝西省~西安 2009関西日中ツアー[2]と陝西省民家、西安 12日間
090624~0626 国内 しまなみ海道 ひとり サイクリングと亀老山展望公園  3日間
090218~0317 地中海2 イタリア(シシリー島)~チュニジア ひとり (フェリーでチュニスへ) 28日間
080829~0912 中国3 中国・雲南省(云南省) ひとり (昆明、大理、麗江、建水) 15日間
080727~0803 中国2 中国・湖南省 2008関西日中ツアー(教育支援)[1] 8日間
080123~0216 地中海1 クロアチア~イタリー(アドリア海岸とナポリ周辺)  ひとり(ドブロブニフ、アマルフィ海岸) 25日間
071126~1129 国内 突然、屋久島へ   ひとり(千年杉と島一周ドライブ) 4日間
070901~0912 中国1 青藏鉄道とラサ、北京 西遊旅行ツアーとひとり北京 12日間
070322~0312 アジア ミャンマー、シンガポール ひとり(ヤンゴン、インレー湖、マンダレー、パガン) 20日間

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[残念ですが、以下の旅は紹介できていません。パソコンの変更で編集できなくなりました]

*ワープロコピー原稿ならあります。どうしても見たいとおっしゃるなら、ご連絡ください。
060823~0913 北欧 スカンジナビア4カ国 ひとり デンマーク、ノルウェー、スェーデン、フィンランド 22日間
060301~0123 中欧5 旧ユーゴとブルガリア、ブカレスト ひとり、ザグレブ、ベオグラード、千香子さんの染物展へ 23日間
050830~0927 中欧4 ポーランド、バルト3国 ひとり (ベルリン発、ヘルシンキまで) 29日間
050204~0224 アジア チェンマイ、ラオス、北ベトナム ひとり (メコン流域とベトナム サパ地方) 21日間
040822~0922 中欧3 ブルガリアとルーマニア ひとり (イスタンブール発、ブタペストまで) 31日間
040130~0221 アジア ベトナム ひとり (ホーチミンからハノイ、ハロン湾) 23日間
030821~0910 中欧2 スロバキアとハンガリー ひとり (ウィーンからひと巡り) 21日間
030204~0222 アジア バンコックとカンボジア ひとり (アンコールワット無料ヘリ遊覧) 19日間
020902~0919 中東 イエメン一周(トラベル世界旅行ツアー)とひとりクアラルンプール  18日間 *どうしても行きたかったイエメンへツアー参加(はじめてのツアーに感激?でも成田発着を関空発着にしてもらってクアラルンプールでひとりに)
020204~0226 インド インド南部・カルナータカ州を中心に ひとり (グルバグラ カメラ盗難事件) 23日間
010830~0919 中欧1 ベルリン、チェコ、オーストリア ひとり *NYテロ発生時はチェコ ブルノ 21日間
010221~0311 インド インド・ケララ州 ひとり(マンガロール~バックウォーター~最南端) 18日間(インドもなんとかなるだろうと、一番安全な?南の州へ)
000830~0922 西欧 ポルトガル、スペイン北部 ひとり (リスボンから北上、Sコンテスポーラ、ビルバオ) 24日間
000525~0602 アジア バリ 民族芸術学会 9日間
000208~0228 西欧 北イタリア(ローマからフィレンチェ、シエナ周辺そしてベネティアから周辺の町を訪ねてミラノまで)  20日間 *やっとひとり旅らしくなってきました。
19990529~0603 韓国 韓国・ソウル、安東 小坂希八郎さんと別れてひとり安東 6日間
19990328~0411  ブータンの旅に、友人の和田美登里さんに誘われ参加、その後ひとりインド(以前行ったことのある町ウダイプールへ滞在してみる)、 15日間
19990128~0207 西欧 パリ はじめてのひとり旅 11日間(おっかなびっくり行ったことのあるパリへ単身、8日間歩きまわりました。記念すべき第1歩。失敗もありましたが、なんとかなりました)

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19980522~0608 中東 イラン・ラシット、タブリーズ、ヤズド 小松義夫さんの民家取材のお供をして 18日間(小松さんとの2回目の旅。テヘランから北上カスピ海岸の町から、トルコ国境近く、そして南下「風の道のある砂漠の家」など)
19980211~0220 USA ホノルルでの甥の結婚式出席、その後ひとりでロスへ 10日間
19970711~0722 西欧 チューリッヒでの姪の結婚式出席の後、息子とザルツブルグ、ウィーン へ 12日間
19970206~0214 インド インド・グジャラート州 建築家グループと最後の旅(インド9回目)  9日間
19960827~0909 西欧 アイルランド 小松義夫さんの民家取材のお供をして 14日間

(定年を記念して撮影旅行に誘っていただきました。小松さんとはカレンダーの撮影をお願いして20年の付き合い、世界で唯一の民家写真家です。感激の旅でした)

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旅遊びの合間

  キッチンの工事が終わって、レンジと魚焼のレンジが新しくなった。その下の電子レンジとオーブンがあった場所はただの棚になって、これまでレンジの横に置いていた中華鍋とフライパン、これも出しっぱなしだった炊飯器の収納にあてることにした。ちょっとは片付いた感じだが、実際は新しく購入したオーブンレンジ(電子レンジとは言わない)は、店で見たよりはるかに大きくて配膳台のほとんどを占拠してしまった。これまでのオーブントースターも使う訳だから、一気に満員状態。コーヒーやお茶をいれる道具などの置き場にも困ることになった。
  新しいオーブンレンジは、立派なクッキングガイドがついてこれまでにない食の世界が広がるとばかりに、沢山のボタンを伴ってカラフルでにぎやかだ。以前と同じ存在を消してくれるビルトイン型は約10万円。購入したこれは約2万円、はるかに安くてお得な商品になっている。だがキッチンの風景は一変してしまった。

  その整理を考えていると、この風景は日本の都市に似ているように思えてきた。それぞれのビルがてんでにデザインを競い、看板をかかげて自己を主張する。電柱は消えるどころか、新しい情報線が加わって賑やかだし、看板も忘れられることはない。技術の進歩は、必ずそれを誇示する方向へ機能する。また街路樹は何時も剪定されて、都市の賑やかさを隠すことがない。
  この国の技術は、そのようにすべてをプラスする方向で進化していく。結局のところそういう方向を私たちは望んでいるのだろう。

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旅遊びの合間

 なでしこジャパンのW杯優勝はほんとうにお見事。4時前からテレビを見たかいがありました。
 それはそうと、そのお祝いにキリンビールがひとり100万円を進呈するとのこと、こちらはちょっと耳を疑った。失礼ではないの?というのが感想。もうひとつ0を加えるべきではないのでしょうか。
 これが男子なら、誰もが当然そうだと思うでしょう。なら男には望むべくもない快挙なんだから、そこまでするのが、これまでの彼女たちのご苦労に報いることになるのではないかしら。
 キリンビールさんはご祝儀だから、ここはサッカー協会が本来の正当なギャラをお考えにならなければならない。
 誰が見ても、それだけの価値があると思うのですが。この国は、ほんとうにあらゆる場所で、お金の払い方が間違っている。

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旅遊びの合間

  思いもかけぬ懐かしい友人から声がかかって、ついフェイスブックなるものに入会した。何も言わないうちに数人の友人から、参加したのだね、良かったよかったと声をかけられて、びっくりした。その広がりに、さすが新しいシステムだと感心はしたが、情報をやりとりする方法として、それがどう優れているのか、もうひとつよくわからない。
  コメントを書くにしても、そう長い文章を書くようにはなっていなくて、むしろほんの印象記というか感想だけ、それ以上に写真などの映像が添付されることが求められているようだ。文章を書くとしたらブログの方がまだ、自分の書きたいことを書けるような気がする。見られる範囲は限られるだろうが、見る見ないは相手の勝手だから、これまで通りにブログに書けばいいではないかと思ってしまった。
また送られてきた友人の意見にも何か書こうとしたら、用意されているスペースはほんの1行分くらいしかない。書けばそのスペースは広がっていくようではあるが、お互いの意見を交換して新しい発想にたどりつくことは期待されていないようだ。さらに「いいね」と問われていたりしているが、その意見のここはいいけれどこの部分はちょっと違うのではないかなどと思ったりすると、もう応える場所がなくて、結局知らん顔をしてしまうことになる。
  数回は、コメントを発したりしたが、結局すぐに開店休業になってしまった。以前ミクシィに入会して、しばらく友人の便りに返事したりしていたが、結局開くことすらしなくなった。それと同じ運命をたどることになりそうだ。

  と思っていたら、ある仲間の集まりでフェイスブックに参加している一人から、なぜ返事しないの、せっかく出しているのだから、見たというしるしにでも、せめて「いいわ」というクリックだけでもしなさいよ、と言われてしまった。
  これはいい機会だと、そのクリックにどんな意味があるの?どんな意見でも一部賛成はあるにしても、全部賛成ってないよと、日頃の疑問を投げかけてみると、それは返事の数を求めているの。多くの人が注目した意見となると、それに価値が出る。ある一定数以上の人が「いい」と返事した意見は、別扱いになって特別表示される。すると、まるで関係ない人にまで広がって、注目を集める。それによって仕事につながったりするのよとのこと。
  そういうものかと納得したのだが、こちらは自分の言うことに数を求めてはいない。それで仕事につながろうとする人はそうだろうが、こちらはそんな期待はまるでない。また多数から賛成を受けるだろう意見を言うつもりもない。せめて、そんな見方や考えもあるのかと知って欲しいだけだ。今の世の中、あまりに気分だけで評価がなされているように思えるから、むしろその反対のことを、あえて言っておきたいと思うばかりだ。

  やはりフェイスブックなど、関係ないかと、思おうとしたのですが。自分の意見が、百も千もひょっとしたら万も10万も見られるとしたら、それは言い方が変わってしまうだろうな、とも思ったのであります。世の中、むつかしいものですね。


*さて、これをフェイスブックにも載せようとして、はてどうするのだったかな?と、すっかりわからなくなっています。やれやれ。

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