旅遊びの合間 の記事一覧
なでしこジャパンお見事だが~
2011年7月19日
なでしこジャパンのW杯優勝はほんとうにお見事。4時前からテレビを見たかいがありました。
それはそうと、そのお祝いにキリンビールがひとり100万円を進呈するとのこと、こちらはちょっと耳を疑った。失礼ではないの?というのが感想。もうひとつ0を加えるべきではないのでしょうか。
これが男子なら、誰もが当然そうだと思うでしょう。なら男には望むべくもない快挙なんだから、そこまでするのが、これまでの彼女たちのご苦労に報いることになるのではないかしら。
キリンビールさんはご祝儀だから、ここはサッカー協会が本来の正当なギャラをお考えにならなければならない。
誰が見ても、それだけの価値があると思うのですが。この国は、ほんとうにあらゆる場所で、お金の払い方が間違っている。
FACE BOOK の旅というより散歩
2011年7月12日
思いもかけぬ懐かしい友人から声がかかって、ついフェイスブックなるものに入会した。何も言わないうちに数人の友人から、参加したのだね、良かったよかったと声をかけられて、びっくりした。その広がりに、さすが新しいシステムだと感心はしたが、情報をやりとりする方法として、それがどう優れているのか、もうひとつよくわからない。
コメントを書くにしても、そう長い文章を書くようにはなっていなくて、むしろほんの印象記というか感想だけ、それ以上に写真などの映像が添付されることが求められているようだ。文章を書くとしたらブログの方がまだ、自分の書きたいことを書けるような気がする。見られる範囲は限られるだろうが、見る見ないは相手の勝手だから、これまで通りにブログに書けばいいではないかと思ってしまった。
また送られてきた友人の意見にも何か書こうとしたら、用意されているスペースはほんの1行分くらいしかない。書けばそのスペースは広がっていくようではあるが、お互いの意見を交換して新しい発想にたどりつくことは期待されていないようだ。さらに「いいね」と問われていたりしているが、その意見のここはいいけれどこの部分はちょっと違うのではないかなどと思ったりすると、もう応える場所がなくて、結局知らん顔をしてしまうことになる。
数回は、コメントを発したりしたが、結局すぐに開店休業になってしまった。以前ミクシィに入会して、しばらく友人の便りに返事したりしていたが、結局開くことすらしなくなった。それと同じ運命をたどることになりそうだ。
と思っていたら、ある仲間の集まりでフェイスブックに参加している一人から、なぜ返事しないの、せっかく出しているのだから、見たというしるしにでも、せめて「いいわ」というクリックだけでもしなさいよ、と言われてしまった。
これはいい機会だと、そのクリックにどんな意味があるの?どんな意見でも一部賛成はあるにしても、全部賛成ってないよと、日頃の疑問を投げかけてみると、それは返事の数を求めているの。多くの人が注目した意見となると、それに価値が出る。ある一定数以上の人が「いい」と返事した意見は、別扱いになって特別表示される。すると、まるで関係ない人にまで広がって、注目を集める。それによって仕事につながったりするのよとのこと。
そういうものかと納得したのだが、こちらは自分の言うことに数を求めてはいない。それで仕事につながろうとする人はそうだろうが、こちらはそんな期待はまるでない。また多数から賛成を受けるだろう意見を言うつもりもない。せめて、そんな見方や考えもあるのかと知って欲しいだけだ。今の世の中、あまりに気分だけで評価がなされているように思えるから、むしろその反対のことを、あえて言っておきたいと思うばかりだ。
やはりフェイスブックなど、関係ないかと、思おうとしたのですが。自分の意見が、百も千もひょっとしたら万も10万も見られるとしたら、それは言い方が変わってしまうだろうな、とも思ったのであります。世の中、むつかしいものですね。
*さて、これをフェイスブックにも載せようとして、はてどうするのだったかな?と、すっかりわからなくなっています。やれやれ。
旅遊びの合間・もう7月
2011年7月1日
もう7月
昨日までの3日間、神戸も真夏の暑さでした。わが家は、とくに暑い設計になっていて、午後は逃げ出すことになるのですが、それが今年は6月からスタートしてしまいました。
それに台所のレンジが自動着火しなくなって、この暑い時にと、誰にも文句を言えないことに腹を立てさせられています。修理の人に来てもらって取りあえずは修復したのですが、電子レンジとガスオーブンは使えず、買い直した方がいいということになりました。もう20年以上になるのだから仕方ないことでしょうが、何とかこれが最後の買い直しになって欲しいものです。
それにしても、この7月はやたら行事が多くて、乗り切れるか不安なほどです。22日に(これが最後の?)ゼミがひとつ。30~31日とフォーラムがあってそれへの出演とお手伝い。終わると同時に翌日の8月1日からもう恒例3回目の中国への教育支援のツアーに出発することになっています。
(写真はそのフォーラムの総合案内チラシ・ご興味のある方は「Weフォーラム2011 in大阪」で探してみてみてください)
旅の鞄(キャリーバッグ)
2011年5月29日
旅の鞄
新しいキャリーバッグを購入した。前回の旅で、長い間がんばったカバンがとうとう壊れてしまった。空港ではずいぶん手荒に扱われるから、ここまでよく持ってくれたと思う。
同じものはないかと思ったが、さすがにない。こちらの探すのは、自分で網棚に上げることのできる大きさ、別に機内持ち込みをしようとは思わないがギリギリそれができるサイズということになる。軽いピカピカのポリカーボネートや布製は弱そうだ。しっかりしたプラスティック製にしようとしたが、それをファスナーで合わすだけというのがちょっと気になった(たぶん素人の浅はかな考えだと後になって思うのだが)。
結局前回と同じく、底部分がしっかりしたフレームのプラスティック製で、上部が布製というものなった。車は大きな2輪、空港やホテルの舗装の行き届いたツルツルの場所ではなく、でこぼこのアスファルトの道路や石畳の道を歩くことを想定しなければならない。
ということで探し回ってやっと求めたが、家に持ち帰って、前のと並べてみると、格好はいいけれどどこか弱弱しい。同じような使い方をすれば数回の旅で壊れてしまいそうだ。さて何度お付き合いいただけるのだろうか。
・写真は、新旧の2台(古いのは、見えないが底部が割れている)
菅とオバマ
2011年5月12日
菅首相が浜岡原発の中止を要請したら、いろんな方面から大変な文句が出てびっくりした。唐突である、思い付きだ、事前の相談がない~などなど。それぞれに地位のある人の意見としては、とても国のトップに対する対応とは思えないのだが、それを聞いているうちに、ちょっと違う思いがしてきた。
同じ時期オバマの他国無断侵入、惨殺事件があったのだが、その発表の仕方、その後の行動、また国民の反響を見ていると、前の大統領ブッシュと何も変わらない。イヤな世の中になると、気分が落ち込んでしまう。しかも、これらの行動には、あからさまな反論は見えない。世界は、一様に押し黙ってしまうという感じだ。
両者を比べると、(視線がふらふらして落ち着かないいかにも自信なさげな)我が首相の方が、はるかに人間的で信用できる感じがする。考えるまでもなく未曾有の大震災、どなたが首相であろうと、そんなに違わない対応しかできそうにない。だとすれば、たまたまこれだけ自由に文句の言える首相であったことは、大変に良かった。文句を言った人も、少し言い過ぎたと思って、その後の行動を少し修正するに違いない。
ともかく文句を言われながらも、一生懸命にやっているのは事実だから。ま、ここはグッとこらえて、見守るしか方法はないのではなかろうか。こちらの目から見て、少なくも(もっと人気のある)小泉や石原や大阪の橋元などより、はるかに安心できる。
何より福島の原発は、まだ大爆発の危険性が少しも消えていないのだから、そのことを留意して見守るしかない。