旅遊びの合間 の記事一覧
モダンリビング誌新年号・40年前の住まいの広告特集
2010年12月4日
ブログの新設、相変わらず遅れています、お許しを。
パソコンを買い替えて、メイルは元に帰りました。[ taharasm@kcc.zaq.ne.jp ]
実は旅から帰ると、思いもかけぬことが起こっていました。
なんと、私たちの40年も前の仕事(広告)を思い出した人がいて、それを紹介する作業が進んでいたのです。もう最終段階で、こちらは質問にメイルで少し答えただけですが、当時の制作室の様子や会議での皆さんの声色まではっきりと思い出して、そのことに自分で驚きました。こちらは30才そこそこ、コピーライターをやっていた頃のことです。
モダンリビング・vol.194 (新年号・12月8日発売)、122ページから6ページにわたる特集です。
A4判のグラフ雑誌、大きい本屋さんで立ち読みしてください。ご感想を聞かせていただくとうれしく思います。
といって、これを最初に報告したい人、いちばん喜んでくれるだろう人は、もういないことに気付いて、あらためて時の長さを感じています。
メイルだけ元に戻りました。遅れてゴメンナサイ。
2010年11月23日
ゴメンナサイ。旅から帰ってもう1か月近くもたったのに、旅の報告が遅れていて、ほんとうに申し訳ありません。旅日記はもうでほとんどできているのですが、実は、このブログがもう満杯になっていて、写真が入りません。そこで新しいブログを開設しなければならないのですが、その試行錯誤の中で、なんと、
メイルは復旧しました。
以前のアドレスのままです。
[taharasm@kcc.zaq.ne.jp]に戻っています。
何度もご迷惑をおかけして恐縮です。
でも、まだ新しいブログ「旅の報告」はできる状況にありません。ゴメンなさい。
無事帰っています
2010年11月9日
失礼しました。ご連絡が遅くなって、6日に無事帰っています。向こうは寒くはありましたが風邪をひくこともなく、元気に過ごしていますので、ご安心ください。
ヴェネティアやブリュッセルでは日本人もいっぱいでしたが、それ以外の場所では、中国人の旅行者が多くなっているのに驚きました。団体だけでなく個人旅行者もたくさん見かけました。大きな変化です。
旅についてはこれからまとめます。気長に待ってくださるようお願いします。取りあえずご挨拶まで。
建築を見る旅
2010年10月17日
いよいよ明日出発です。建築を見る旅、最初に考えた行程とそんなに変わりませんが、ベネティアからローザンヌに行くことにしました。SANAA設計の大学の教育センターがこの2月に完成していて、写真で見るととても魅力的です。また彼らの書籍を読んでいると、設計のスタートを機能や形体ではなく、関係を考えるところから始めるとのことで、これは見ておかねばならないと思いました。
現在目立っている新しいトラブルは、国家とか家庭などこれまではそこにまかしておくべきで、外部の者は触らない方がいいと思われていたところで起こっています。どうもそこでの国民や家族という人の関係がうまくいかなくなっているようです。
両者はまるで違う問題ですが、なぜSANAAが関係を考えるところから設計を考えることにしたのか、見てもたぶんわからないと思いますが、行ってみることにしました。何より建築は,機能から考えるべきだと教育された時代が、また形体から考えられるようになって、さらに新しい地平へと変化している、その現実を見ることができるのではないかと、楽しみにしています。
といって今回は都会や観光地ばかりで、途中で逃げ出したくなるかもしれませんが。ともかく、行って参ります。帰るのは11月6日の予定です。
日中問題は、中国の国内問題だ
2010年9月26日
旅の日記や感想は今(熱心に?)まとめているところですが、このところの日中の騒動について、こちらが思ったことを書いておきます。こういう見方もできます。
あ、ここで言う「ネット世論」と普通の「世論」とはまるで違います。
日中問題は、中国の国内問題だ
このところの中国の強硬な姿勢は日本に向けて発せられながら、実は国内の強硬派世論に向けて発せられているのではないだろうか。
中国のネット社会は急激な伸びを示して、そこで飛び交う意見はたぶん日本のチャンネル2どころではない、単純な思い込みによる強硬な意見が飛び交っている筈だ。
政府の対応は、それをどうやってなだめるか苦労しているのだと思う。国際常識では考えられないような強硬な政策は、たぶんネットで言われている意見の後追いだろう。
だから日本政府がどんな対応をしようとも、それを聞く耳などもともとまるで持っていなくて、国内のネット世論の変化にのみ注目しているように思われる。
日本だと政府の政策に賛成反対の両意見が出てくるのだが、中国はもともと一方的な意見しか認めない国だから、ネット上ではエスカレートさせる意外に注目されることはない。しかも少し前グーグルを排除したところだから、国内にある意見はすべて政府側の意見だ。それが今回は裏目に出たと見ることができる。
こういう対応は、国際世論というか国際常識を伝えて各国が協力するしかない。日本だけの意見は火に油を注ぐというか、逆方向にエスカレートさせるだけだ。特に現時点での日本政府に対する非難は、向こうの思うつぼだ。各党は、何よりそれを考えねばならない。
そして世界が中国に対してどう思っているか、それと逆な方向を取ることがどんなにマイナスかを知らさなければならない。そのための国際会議が早急に必要だろう。
またネット世論に対する方策を考えるシンポジウムや、情報社会での情報操作のあるべき形などを模索すべきだろう。あるいは先方のネット社会に直接に入り込むことを、国際社会として考えるべきかもしれないし、自国に有利なだけの情報統制をひくことが、ネット社会では実は大変に危険なことだと認識してもらうことも必要だろう。
これまでとは違う対応が求められているように思うが、いかがだろう。