旅遊びの合間 の記事一覧
歩く旅・六甲~有馬温泉ハイキング
2009年9月18日
昨日とてもいいお天気なので何時もの散歩ではなく、お弁当をつくってハイキングにしました。9時半出発。わが家から山に向かって歩くと30分で山道になり2時間で六甲の頂上に到着します。途中で会ったのは、ひとりハイクの2人。60台の女性、週に1回登っているとのこと。夕食の準備があるからすぐ下りるそうで、さっさと行ってしまわれた。男性は膝が悪くなったけれど以前はアルプスを歩き回っていたとのこと、こちらが追い抜くことになりました。お互いマイペース。
神戸の町を見ながらお弁当、少し歩いて有馬へ下りる道、ここまでが1時間。頂上の展望台付近はドライブの人で結構たくさんでしたが、下りの山道で会ったのは紅葉の苗を取っていた女性グループだけ。1時間で温泉街に到着。今回は銀の湯、予想通り空いていてゴクラクゴクラク。コーヒーを飲んでから、年寄り割引で乗れるバスで三宮へ、午後4時に到着。
久しぶりに2万歩を歩いた1日、これが旅の予行練習です。でも月に一度だったのが、このところ年に2~3回になったし、70才を過ぎてやはり息切れも早くなりました。
旅の本・「GA日記」二川幸夫
2009年8月30日
GA JAPAN誌(編集・発行 二川幸夫)が100号になったのを記念して、創刊の1992年から連載されているGA日記が単行本化された。必ず目を通すお気に入りの記事であり、実際の旅の参考にしていた者としては大変にありがたい。他では取り上げられていない工事中を含む建築のニュースが写真入りで紹介され、かつ的確な批評が添えられていて無理をしてでも立ち寄るべきかなどの判断を与えてくれる。
そして何より1932年生まれの二川さんの行動に、毎回ほんとうに感心する。行先は、ヨーロッパと米国が中心だが、その行動半径の大きさと速さはすごい、毎回の行程を地図の上で確認して驚いている。さらに地域はアリゾナからメキシコまで、フィンランドの北の端の町へも伸びる。インド、パングラディシュへこの期間(92~09)だけでも2度、中国も、南アメリカはブラジルまである。また同じ場所に何度も行かれていて、例えばコルビュジエの有名なサヴォア邸には4,5年に一度は行った方がいいと言われて、こちらは建築家でなくてよかったと思ったりする。
真似することはとても無理だが、せめて興味だけは失わない日常にしなければならないと思う。つまりこれまで黙っていたが、こちらに旅を続けさせてくれるいちばん大きな理由なのだ。現在、地中海を西に向かう旅をしていて最後はモロッコと思っていたが、GA日記で教えられてカナリア諸島まで足を伸ばさなければと、秘かに考えているところだ。
ともかくこれまではバックナンバーをひっくり返して調べていたのが、単行本になってほんとうにありがたい。旅好きの人、とくに建物を見るのが好きな人、現代芸術や建築から目を離したくない方には、欠かすことのできない座右の書だ。
旅遊びの間に・テレビ「世界街歩き」
2009年7月18日
ハイビジョンの木曜、総合テレビの金曜、街歩きを見るのが、すっかり生活に組み込まれてしまいました。時間が遅いせいもあって見損ねることはほとんどありません。(テレビは古いのに、ハイビジョンも見れるのです。j-comのおかげみたい?)
行ったことのある街(ウィーン、ミラノ、マルセイユ、コペンハーゲン、ホーチミン~)は、懐かしいのは当然ですが、もっとあっちまで行かなくてはと思ったり、時には知らなかったと残念に思ったり(ラトビアのリガ、教会の塔に上れたのですね、悔しい)、と思い入れがやはり強くなります。
逆に行ったことのない街は、行くか行かないかの判断をしてしまいます。ぜひ行ってみたくなった街は、中国の黄山宏村、ドイツのバンベルク。特にすぐ近くまで行って立ち寄らなかったスロベニアのリュブリャナは、何時行こうかと本気で考えたりしています。
撮り方などは番組のホームページを見てわかったのですが、説明を入れるタレントさんによって魅力的にも、そんな言い方はないだろうと腹を立てたり、ほんとうに大きな違いがあるとあらためて思ったりしています。同じ街を2回以上見たこともありますが、それはまったく苦になりません。それよりお風呂を先にするか後にするか毎回のように悩んでいます。でも旅に出ると、これが抜けてしまう訳で、それを悔しいと思いそうで、それはやっぱ変ですよね。
*これまでに見たもの、
リンツ、ウィーン(オーストリア)、サンフランシスコ(アメリカ)、コペンハーゲン(デンマーク)、ホーチミン(ベトナム)、ルーネンバーグ(カナダ)、マルセイユ(フランス)、リガ(ラトビア)、ブルージュ(ベルギー)、リュブリャナ(スロベニア)、ミラノ(イタリー)、クライストチャーチ(ニュージーランド)、バンベルグ(ドイツ)、オデッサ(ウクライナ)、黄山宏村(中国)、
旅遊びの合間に・旅の計画
2009年6月15日
本を読んだりテレビを見たりしていると、やはりまた出かけたくなります。目下の予定をお知らせします。夏から秋いずれも中国、昨年とよく似た計画です。
1. 寧夏回族自治区~西安
昨年連れて行ってもらった関西日中懇談会の支援ツアーに今年も参加します。今回は寧夏回族自治区、支援地区が昨年の湖南省と2つあって、交互に訪問しているとのこと、7月から8月にかけての時期です。こちらを会に誘ってくれたMさんが、大変な民家好きでせっかくだからすぐ近くにあるヤオトン(黄河流域の竪穴住居)へ案内してくれるとのことで、これも大感激です。
2. 九寨溝~松潘~黄竜
四川省の大観光地の九寨溝、ツアーでなくゆっくり行きたいと思っています。その手前にある松潘も行ってしまえば何とかなると思うのですが、中国の人もツアーがお好きでフリー客は少数派。旅行会社の言う通りにすると団体に組み込まれ兼ねない、それがちょっと心配なだけ。
とはいえ昨年の雲南省と同じくビザ不要の2週間を使えば、時間はじゅうぶんにあって中継地の成都の観光はもちろん、バスで行けば途中の震災地域の状況も確かめることができそうです。
旅遊びの間に・金曜夜「世界街歩き」ホーチミン
2009年5月17日
昨夜楽しく見ました。ホーチミン、5年前にこちらが歩いた場所とはそんなに重なっていませんが、川辺の公園に行く広い道は車が猛スピードで走って渡るのに苦労したこと、そこから出ていた対岸にわたるフェリー、その先の町がこちら側とまるで違うのに驚いたこと、そして中央郵便局、でもここは日本のツアー客でいっぱいの観光のコースでした。それ以外は、よくわからなかったけれど、ともかく楽しい時間を過ごしました。
何度も言いますが、旅をしている人が威張っていないのがいい。見る側が同格になれるのがなにより素敵です。そして地図というレシピが付いているので、真似ができそうだと思えることがうれしい。来週からも楽しみです。
*あ、畑さんコメントをありがとうございました。返事を出そうとしましたがアドレスが不明。そこで一言、お礼を。